或る夏の始まり／ feat. 可不 (イマニシ Remix)

作者コメント
テクニカルなフレーズが、飛び出す絵本のように繰り広げられるサウンドは、複雑に見えながらも一つの目的に向かい秩序を持って行進する情熱を表しているようです。

少し揺らぎながらも、真っすぐなサウンドと言葉で、聴く者に情景を魅せる彼の音楽性は、原作の、「裏側に隠した情熱」を、ユニークに、真っすぐに表現してくれるだろうと思い、リミックスを依頼しました。

どんなにクールに格好つけていたって、心の内に持った篝火はそう簡単に消えるものではありません。あまり見栄えのするものでもないかもしれません。それでも、僕は描きたいと思ったから、ギターを手に取りました。

衝動的に夢を追ってみたくなるような。そうした「人間らしさ」を、クールに熱くギターが歌う音楽として表現してもらいました。